旅のノート−1

 先ずは今回旅で巡ったルートの概要です。場所は、中国青海省の東部、青海湖のある海北チベット族自治州、海南チベット族自治州、果洛チベット族自治州あたりです。そうそう今回の旅は全てバスによるツアーで、歩く事は全く無く、超ラクチン旅行でした。

行程2日目:西寧より西進し、日月山峠を越え黄色のマーカーに従っての方向へ青海湖畔に至ります。標高3200m。
行程3日目:青海湖畔より南に聳える山をのように越えて共和、カカへと進みます。カカからはのように南東にルートを取り興海、黄河、同徳に至ります。
        黄色のマーカーで示した「黄河」のところで初めて黄河と出会いました。同徳の標高3050m。
行程4日目:同徳から拉加寺を通り、宿泊地のマチンへ、ここでさらに足を延ばして「展望地」に向かいました。アムネマチンを見るためでしたが・・・、残念ながら
        山は雲の中でした。戻ってマチンで宿泊。標高3735m。今日のルートからいよいよ花探訪に入ります。レッドポピーが見られました。
行程5日目:マチンから
花石峡を経由してマトウへ。色々と文句は有りますが、これまでは概ね舗装路、しかしマチンから花石峡間は全くのダート。凸凹が多く速
        度が出ません。だから車窓からでもブルーポピーも見つけられます。今回の核心部になるルートです。花石峡から南では大型の野生獣・ノロバやモ
        ウコガゼルも見られました。マトウの標高4200m。余談ですが日本の国道で現在ダート・未舗装の道路は、R458の山形県寒河江の十部一峠から
        大蔵村間だけだと言う事をご存じですか?
行程6日目:午前中はマチンから黄河の水源であるオリン湖まで物凄く広い草原を往復します。もちろん未舗装です。
        午後はマチンよりバヤンカラ峠・標高4832mを往復します。この時に黄河の源流部を渡ります。
行程7日目:マトウから今度は青い矢印に従って、花石峡、、温泉、オラ峠4498m、カカを通り共和へ戻ります。
行程8日目:共和から西寧に戻ります。午後は、蔵医葯博物館を見学。

いたるところで道路の新設工事が行われていました。

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