旅のノート 1

出発まで

雨、時々風雨強し、後快晴、放射冷却で最後はブルッと寒くなるかも


当初6月に出発するツアーに、3月の始めに予約を入れて予約金も払い込みました。
所が・・です。3/14にチ「ベットの騒乱」が発生し、外国人の入国が禁止されてしまいました。
4月に入って旅行社から中止する旨の連絡が来てしまいました。

それならばと、5000m峰の大姑娘を登り、青いケシの花を見て、且つパンダの保護区や九賽溝・黄龍を巡るコースに行き先を変更しました。出発は7月中旬です
所が・・です。 5/12に四川大地震が起こってしまいました。目的としている辺りがまともにやられてしまいました。道なんかもズタズタにやられてしまっています。程無く旅行社から中止の連絡が来てしまいました。

こうなったら意地でもチベットに行ってやろうと、再度当初計画したコースの9月に出発するものに申し込みました。未だ入国禁止の解除はされていません。3ヶ月も先だし、オリンピックも終わっているから解除されることに希望を繋ぎました。

待つほどに「2008年3月14日のラサの騒乱以降、外国人観光客のチベット入域は制限されていましたが、チベット自治区旅遊局より外国人への入域許可書の取得手続きを開始すると正式に発表が有り、6月25日以降外国人観光客の受け入れを再会しております。」の連絡が旅行社から来ました。やれです。
所がです・・・・。こんな状況でチベットに行こうというような物好きは余りいないようで、中々最小催行人員に達しません。いつまで待っても、3人とか4人とかいった状況です。

7月末になって旅行社から、「最小催行人員に達しない状況で催行するとなると追加費用が発生しますがそうなっても参加する意志がありますか?」と聞いて来ました。費用の上積みは応えますが、意地になっていますから勿論OKです。

出発まで残り1ヶ月をきった8月に入ってやっと催行が決定。参加人員がなんとたったの3人。でも追加料金の請求は来ませんでした。海外保険も今回は一寸多めに掛けて、大枚を振り込みました。
所がです・・・。翌日旅行社から、40円不足ですと言って来ました。あれ・・・?保険料の端数を忘れていました。成田集合時でも良いと言ってくれましたが、事務手続きが終わりませんよね。改めて40円を振り込みました。振込み手数料が315円でした。

高所ツアーですから事前の健康診断が義務付けられています。その結果が、今まで何度も受けて異常が無かったのに今回は「肺に影が認められる。再検査を要す。」となってしまいました。まあ良いやとそのまま提出したら、旅行社の嘱託医から「再検の結果を知らせよ」と言って来ました。仕方がありません、CT検査を受けました。結果は異常なし、なのに9000円も取られました。

旅行の携行品リストや注意書が来ました。
「ビタミン剤」???「食事が粗末なので栄養不足をふせぐため」
「ツアーにはコックも同行しますが、皆様にも炊事のなどのお手伝いをお願いすることがあります。又テント設営・撤収などもお手伝い頂きます。」等々。3人での催行ですから、仕方ないでしょうね。

所で・・・。本番です。
若くて美人の添乗員さん(この方はタクラマカン砂漠のツアーでお世話に成った)、西寧から来た日本語を話すガイドさん、英語を話すラサからのガイドさん、4200ccの四駆2台、共同装備や食料を運ぶ4Tトラック1台、コックさん2名、都合スタッフは運転手を含め総勢8名。旅行者は3名の大名旅行でした。
食事は家にいるときより贅沢で味も申し分なし。テント設営・撤収時はお茶を飲み、辺りをウロウロして写真を撮っていました。

おまけに時季が時季だけに、日本人観光客には全く出会わず、現地の観光客も少なくゆったりとした見学が出来ました。全てが早く進むために計画には無い所も、数箇所見学が出来ました。
中国では石窟内の写真は撮れないものと思っていたのに、ガイドさん達の粘り強い交渉のお陰で、グゲの石窟では自由に撮ることが出来ました。それに9月なのに、念願のブルーポピーにも出会えました。
但し・・・、コーヒーを飲むのに粉ミルクをたっぷりと入れていました。あれって・・・メラミン入り?

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